コカリナ
コカリナが生まれた町
出会いと誕生
志賀高原が冬季オリンピック会場地に決定(1998年)し、志賀高原への道路の改良工事が進みました。
やむなく伐採せざるを得なかった樹木を「何とか再生し利用できないか?」と思案していたところ、上田市出身のシンガーソングライター黒坂正文氏(コカリナ奏者)が、「ハンガリーでよい音色の楽器を見つけた。」と、紹介していただいた楽器がウッディーオカリナであり、木からつくられる楽器であることから「コカリナ」と呼ばれるようになりました。
これまでの主な活動
樹木を「コカリナ」として復活させ、その音色に「木」への感謝の気持ちをこめて吹いたら 人と自然の共存というテーマとなり、山の木は楽器として大切にされる。
「コカリナの発祥の地」としてまち づくりに貢献できたらと考え、山ノ内町中央公民館の専門委員会(学級講座文化委員会)が 公民館事業として取り組み
「山ノ内コカリナの会」を発足させ活発に活動しています。
1999年、コカリナの誕生を本にした「コカリナの海」が「学校教育指導本」として取りあげら れたことにより県内外から多くの問い合わせがあり、多くの親子が夏休みの課外学習に 山ノ内町を訪れました。
また、「コカリナフェスティバル」と題して、毎年コカリナイベントを開催しています。
将来に向けて
「コカリナを自分の手でつくり、演奏する」こんな体験の中から、自然の大切さを学ぶ教材として 学校教育にも取り入れていただけるよう活動を進めています。
また、どこでも誰でも簡単に吹くことができるこのコカリナを根気よく広め一人でも多くの人に 「コカリナの心」 を伝え、山ノ内町が「音楽と自然を愛するコカリナの里」になるための活動を 公民館事業のひとつとして進めていきます。
コカリナを体験
山ノ内町では、地元、大熊さんご夫婦のご協力により、コカリナを広める活動を行っています。 コカリナサークルの活動や、町のイベントにおいてコカリナ体験を行っています。
コカリナを体験してみたい!・・・・という方は、中央公民館(電話0269-33-1120)までご連絡・ご相談ください。
1,000人によるコカリナの大合奏会を実現するために、大勢の皆さんがコカリナを手に取り 奏でていただく事を願っています。 きっとコカリナの音色に癒しと安らぎを感じていただけることでしょう。
みなさんもお気軽にコカリナを手に素敵な音色を奏でてみませんか…?
日本コカリナの会公認メンバー
コカリナ職人 | 大熊 信幸さん |
コカリナ演奏指導者 | 大熊 二三子さん |
コカリナ運指表♪
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この記事に関するお問い合わせ先
〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏4015-1
電話番号:0269-33-1120
更新日:2025年05月20日