山ノ内町総合防災訓練を開催しました!


令和7年度の防災訓練の特徴
防災体制の構築
町と自主防災組織は、過去の風水害の歴史や温暖化による避難生活の過酷さに着目し、災害発生に向け初動体制がどうあるべきか検討してきました。
1. 風水害の発生は夏→避難先の熱中症対策が必要
2. 避難先は体育館から地区の集会所へ(空調重視)
3. 指定緊急避難場所の開設は自主防災組織が担当
4. 行動のタイミングを見える化→タイムライン
5. 「本部・避難所運営キット」で円滑化
6. 初動時から活用(毛布、耳栓、アイマスク等)
7. 避難支援等関係者による避難支援体制を確保
共助、公助の連携と初動体制を確認してきました。
防災訓練
構築した防災体制の確認を目的とした訓練が行われました。
令和元年東日本台風を上回る台風が直撃する想定のもと、タイムラインに沿って、災害発生の前日から、町と自主防災組織が連絡体制を確認警戒レベル3「高齢者等避難」発令、避難所の開設、避難行動要支援者の避難支援を行うタイミングを確認しました。
1. 15の自主防災組織の参加
2. 約300人の参加者
3. 各自主防災組織では様々なアイデアを出しあい積極的な訓練がおこなわれました。
・「本部・避難所運営キット」の活用
・避難所開設手順書に沿った開設
・避難者の受付窓口業務の確認
・プライバシーテントの作成
・備蓄食の試食
・非常用トイレの取り扱い
・リンゴ箱を利用したベットの作成
・AED講習会
・非常用ライトの組み立て
・避難行動要支援者の避難支援(避難所へ搬送)
・その他
訓練の様子

15ある自主防災組織の皆様が地元集会所の避難所開設の準備のため、それぞれの集会所に集合されました。

自主防災組織の独自のアイディアで、大型看板を作成されました。

担当者ごとの業務分担を表示し、情報を共有しました。

支え合いマップによる避難支援を準備しました。

自主防災組織の災害対策本部による打ち合わせ会議を行いました。

受付の方法を確認しました。

日赤奉仕団の皆様による炊き出し訓練を行い、アルファ化米の試食を行いました。

避難テントの組み立てを行いました。

避難テントの組み立てを行いました。

簡易トイレの使い方を地元の防災士さんが紹介しました。

支え合いマップによる、足の不自由な方の避難支援の訓練を行いました。
個別避難計画に基づく避難行動要支援者の避難支援

福祉避難所の開設訓練を行いました。

福祉避難所の受付を行いました。
防災情報の配信訓練

情報配信訓練では、一斉配信を行いました。
緊急速報メール(エリアメール)、Yahoo!防災速報、
戸別受信機、屋外放送、SUGUメール、LINE、
長野県防災情報ポータル(Lアラート)

長野県防災情報システム(Lアラート)入力の手順を確認しました。
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この記事に関するお問い合わせ先
〒381-0498 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏3352-1
電話番号:0269-33-3115
更新日:2025年10月10日